古い電気、電球をずっと使っていると良くない理由


ども!こんにちは

 

今回は部屋の明るさについて話をしていこうと思います。

 

みなさんは、部屋が暗いと感じたら電気をつけますよね?

 

その電気は部屋に付いている電気でしょうか?

それとも自分で購入した電気でしょうか?

 

この2種類の電気にも名前があります。

まず前者、

建築化照明と言い、建物の一部として天井や壁と一体化している照明のことを言います。

次に後者、

独立型照明器具と言い、建物に付属していない独立している照明器具のことを言います。

 例えばこれ

IKEAのフロアランプ。

これは独立照明器具となります。このIKEAのフロアランプ、家にあるのですが、低コストの割にいい働きをしてくれます。一つこんな照明があるだけで雰囲気もガラリと変わります!

 

その他にも、フロアランプ、スポットライト、シャンデリアなども独立型照明器具となります。

 

 

建築化照明は

コープ照明、コーニス照明、光梁照明が挙げられます。

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この他にもバランス照明、アッパー照明などがあります。

 

また電球の型にによって光の量、広がり方、強さが異なります。

 

 

照明計算

(1)光束法

全般照明を行う室内の平均照度を求めます。これはよく使われます。

(2)逐点法(ちくてんほう)

室内各点の照度を求めます。

 

まず(1)の光束法による照明計算

 

作業面の平均照度E=NFUM/A

で計算することができます。

N=光源の数

F=光源一個あたりの光束

U=照明率(室内表面の仕上げ、部屋の形、照明の種類のこと)

M=保守率(光源、器具の経年劣化、汚れなどの度合いのこと)

A=作業面面積

 

保守率が高いことで公式を見てわかる通り、平均照度の値をあげることができます。

照明器具を長年使っていると、やはり劣化をします。

劣化することによって100%の力を発揮しなくなり出力低下、これによって照度が落ちます。

 

対策としては

最初、電気をつけるときは余分の明るさを調節してからつけることで過剰な電力消費を抑えることができます。

これは当たり前のことなのですが、省エネもでき、照明器具も長続きし、平均照度も劣らないので

こまめに電気を消しましょうというのはこうことにも繋がります。

 

 

最近では、在席検知制御(人感センサー)と言われる照明を過剰に使わない制御方法があります。

これは赤外線センサーや超音波センサーによって人の有無を検出し、自動で照明の点滅をおこなってくれるというものです。

これはトイレに適していますが、廊下には適していません。なぜかというとたくさんの人が通るので付いたり消えたりして返って照明効率が悪くなってしまうからです。

 

 

また昼光連動調光制御と呼ばれる(明るさセンサー)というものがあります。

これは、天井面に設置したセンサーが照度を検知し、不足照度を補ってくれる装置になります。なので昼間に過剰な電力消費しなくても済みます。

 

 

次に(2)逐点法による計算方法です。

まず受照点に達する光の量というのは距離の二乗に反比例します。

このことを距離の逆二乗則

と言います。

法線面照度En=Iθ/(H/cosθ)^2

水平面照度Eh=En×cosθ

鉛直面照度Ev=En×sinθ

でも求めることができます。

 

これら(1)、(2)はどちらも大切なので覚えるようにしましょう。

 

では!