なぜ人の目で赤外線、紫外線が見えないのか

突然ですが 

自分の目、人間の目で

どれくらいのものが見えるか知っていますか?

 

 

光というのは電磁波の一種であり、光も波長となっています。

人間が感知できる波長域のことを可視放射と言います。

 

可視放射は

380ナノメートルから780ナノメートルの波長

低い順から

紫、藍、青、緑、黄、橙、赤となっています。

また波長は380nm以下、780nm以上も存在します。

 

380nm以下でいうと

低い順に行くと

宇宙線、γ(ガンマ)線、X線真空紫外線、紫外放射(紫外線)があります。

紫外線は太陽から出るもので肌に悪いと言われています。

 

780nm以上でいうと

高い順に

電力周波、短波、テレビ、FM、レーダ、赤外放射(赤外線)があります。

赤外線ではテレビのリモコンなどに使われます。

 

このことをまとめると赤外線、紫外線というのは可視放射(380nm〜780nm)に含まれていません。なので人の目では紫外線も赤外線も見えない、

ということになります。

 

 

また本日はみなさんが生活していく中で

身の回りに存在し、

私たちが目に見える光の電球や各種照明器具を挙げ、

それらの特徴(メリット、デメリット)

を紹介していきます。

 

まず

白熱電球

寿命1000〜1500時間

メリット 点灯が早い

デメリット 効率が悪い、寿命が短い

今は白熱電球は生産が停止されています。

 

ハロゲン電球

寿命1000〜2000時間

メリット 安価、小型、軽量、長寿命

デメリット 特に無し

体育館、ホールで使用されている

なぜかというと体育館など天井が高いと交換がなかなか難しい。

なので寿命が長いハロゲン電球がよく採用されている。

 

LED 

寿命50000時間以上

メリット 点灯、消灯が極めて早い、単波長、水型、消費電力が少ない、紫外放射、赤外放射がない

デメリット 特に無し

美術館、芸術品の展示会、看板に用いられる。

 

有機EL

寿命50000時間以上

メリット 面光源、薄型、自然光に近い、分光分布

デメリット 特に無し

ディスプレイや照明全般に用いられる。

 

蛍光ランプ

寿命7,500~10,000時間

メリット 効率が高い、安価

デメリット フリッカというチラツキが生じる、周辺温度の影響を受ける

照明全般に用いられる。

 

高圧水銀ランプ

寿命12,000時間

メリット 長寿命

デメリット 特に無し。

ハロゲン電球と同じく、ホールやロビーに用いられる。

 

メタルハライドランプ

寿命6000〜12000時間

メリット 効率がいい、光束が大きい

デメリット 特に無し

野球場やサッカー場などの投光照明として用いられる。

 

高圧ナトリウムランプ

寿命9000〜12000時間

メリット 発光効率が良い、寿命が長い

デメリット 黄色い発色をする

スポーツ照明や倉庫に用いられる。

 

人が見ている照明というのはたくさんあるということが理解できたと思います。

みなさんも街や家などで

これは何の電球、光だろう、、、

と考えてみるのもいいと思います!

では!